アフターピルの副作用には何がある?
2019年11月17日アフターピルというのは緊急時に妊娠を回避するための効果の強いピルなので、どうしても副作用が出てしまう傾向が強いのが特徴です。
服用することによって女性ホルモンの働きを強め、一時的に妊娠しているのと同じ状態を作り出します。
そうすることによって受精卵の着床を防ぐ効果が高くなるのです。
実際にどのような副作用が起きるかといえば、頭痛、倦怠感、吐き気などが主な症状になります。
生理痛と同じ状況を作り出すので、腰痛を感じたり、乳房のはりを感じるなど副作用としての症状が出てきます。
とにかく緊急の手段として妊娠を避ける必要があるので、どうしても強い薬になってしまうのが特徴でもあります。
副作用と言っても一時的なものなので、それが慢性化する心配はありません。
ただ、強い薬であることからアフターピルの作用は強く、ゆっくりと体を休ませておく必要があります。
頭痛や倦怠感といった症状は一時的に続きますが、数時間から数日程度続くだけなので、それほど心配する必要はありません。
アフターピルを服用する際に必要なことは、とにかく避妊に失敗してしまった時点から72時間以内に急いで服用することなのです。
避妊を失敗してから72時間以内に1錠を服用することを専門用語ではノルレボ法といいます。
現在アフターピルの主流の方法であり、最も避妊の効果が高いとされている方法です。
避妊できる確率は、きちんと服用したこととして考えると80%から85%の高確率で避妊をすることが可能です。
緊急避妊の方法では、現在ではこの方法が最も効果が高いと言われています。
避妊に失敗してしまったら、とにかく早くクリニックにかかってアフターピルを処方してもらうことです。
日本では薬局での販売はないので病院で処方して貰う必要があります。
保険適用外の薬なので費用は高額になりますが、72時間以内に服用すれば確実に避妊の高い効果を得ることができるので早く服用することが大切です。
アフターピルで副作用を起こさないようにするには?
アフターピルというのは大変効果の強い薬であることから、個人差はあるものの副作用を起こさないようにすることはなかなか難しい問題です。
副作用にも個人差はありますが、こういった強い薬では多くの人に副作用の症状が現れます。
実際に報告されている副作用の殆どが、倦怠感、吐き気、頭痛や乳房のはりといった症状が報告されています。
アフターピルを服用すると副作用が生じる原因としては、ホルモンバランスを意図的に変える作用が強いので、それが原因となって副作用が表れます。
ホルモンバランスを変えることによって妊娠している状況を作り出すことから、つわりのような症状が一定時間続くことが報告されているのです。
副作用が出てしまったら、できるだけ体を安静にして休ませるようにすることが大切です。
無理に動いたり、運動をしたりするのは止めて下さい。
強い薬を服用することになるので、体への負担が大きいのも事実です。
気分が改善するために安静にして休んでおくか、寝てやり過ごすという方法があります。
副作用を起こさないという選択肢はありませんが、症状を最小限に抑えるために、正しい服用方法を守って服用することも重要です。
また、とても強い薬であり体に負担をかけてしまうことから、短期間で複数回服用することは絶対に避ける必要があります。
アフターピルは、あくまで緊急避妊のための薬なので、常用薬として服用しては絶対にいけません。
日本では薬局などではアフターピルは売っていないので、必ず医師の診察を受けた後に処方して貰う必要があります。
医師の指示をしっかりと聞いて服用方法を守って使用するようにすれば、必ず効果が出る薬なので安心して服用することができます。